不妊につながる主な病気

妊活・出産

不妊につながる以下の病気をまとめました。

女性:子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群、子宮頸がん

男性:精索静脈瘤、精子無力症、無精子症

子宮内膜症

月経時の経血が卵管を伝わっておなかの中に漏れ、子宮以外の場所に子宮内膜をつくって癒着をおこしてしまう病気。

月経の数が多いほど増えていくが、妊娠・出産で治療できる。

多嚢胞性卵巣症候群

ホルモンバランスに異常が起こる病気。

卵胞の成長が途中で止まり、排卵しにくくなる疾患。

無排卵月経や月経不順といった不妊の原因のひとつともいわれている。

子宮頸がん

性交渉の経験がある女性なら誰でもかかる可能性のある、子宮の入り口にできるがん。

HPVワクチンで9割近く予防できる。

精索静脈瘤

精巣からの静脈に血液がたまり、こぶのように膨らんだ状態。

精子をつくる働きが衰えるため、精液中の精子の数が基準値以下になる「乏精子症」や精子運動率の低下につながることもある。

精子無力症

精液中で運動をしている精子の割合が基準値を下回る状態。

運動率が0%の場合「精子不動症」、

精子が死んでいて動かないものは「精子死滅症」と言われる。

無精子症

精液中に精子がひとつも見当たらない状態。

男性の100人に1人の割合で存在。

適切な治療を受ければ妊娠できる可能性があるので、検査による早期発見が重要。

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